2008年07月25日

五輪商戦がピーク、快走ブルーレイのライバルは猛暑

五輪商戦がピーク、快走ブルーレイのライバルは猛暑

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080724-00000928-reu-bus_all

7月24日、ピークを迎えようとしている五輪商戦で、ブルーレイのライバルに猛暑でエアコンがライバルとして浮上。
北京オリンピックまであと2週間に迫り関連商戦がピークを迎えようとしているが、株価押し上げの効果は現時点ではそれほど大きくない。消費がある程度盛り上がるのは織り込み済みである一方、イベント後の反動も予想されているためだ。
快走中のブルーレイ(BD)レコーダーにも連日の猛暑でエアコンがライバルとして浮上してきた。とはいえ世界最大級のスポーツイベントであり、ブランドイメージや売り上げアップにつなげる企業が出てくるか開幕に向けて注目度は高まってきている。
デジタル家電のライバルは猛暑。五輪関連商戦で快走しているのがブルーレイ(BD)レコーダーだ。北京との時差は1時間であり日本時間の真夜中に競技が行われるようなことはないが、午前中に決勝が予定されている競技も多く録画需要は高い。
次世代DVD規格争いからHD DVDが撤退し一本化が図られることになり消費者が迷わずに済むようになったほか、価格も店頭で10万円を切る機種が出てきており普及期に入ろうとしている。今年から本格的に製品ラインナップを整えた松下電器産業では前年比30倍の売り上げを記録。
北京大会からフルハイビジョンでの撮影・放送・視聴が可能になるため高画質のBDレコーダー普及のチャンスととらえている。「45インチ以上のプラズマテレビも前年比2倍以上で伸びている。
例年、家電販売は年末がピークだがもうひとつのピークが夏に来ている」(松下広報部)。日本で唯一の北京五輪オフィシャルトップスポンサーである強みを活かして広告活動を強化するなど「五輪商戦」に力を入れている。しかしながら、ここにきて強力なライバルが出現した。猛暑で急速に売り上げを伸ばしているエアコンだ。価格帯が重なるため、BDレコーダーをあきらめてエアコンを購入する消費者が増えてきている。
「オリンピックによるテレビやビデオなどの販売押し上げ効果は年平均でみて2─3%の上乗せとみているが、このまま猛暑が続けば需要が食われる可能性がある」(調査会社BCNの田中繁廣チーフアナリスト)という。
旅行はやや苦戦、デリバリー業界は日本選手の活躍に期待。観戦旅行はやや苦戦している。最大手のJTB(東京都品川区)では1万人のツアー客獲得を目標にしているが、前週末時点で6割強の埋まり具合となっているという。今年5月に起きた四川大地震などの影響で出足が遅れたほか、原油高騰で燃料油サーチャージが上昇しているのも客足を遠のかせている。
ただ、ほとんど時差もなく3時間強のフライトで到着できる北京は選手の家族や高齢者にとって比較的行きやすい場所だ。顧客獲得目標6000人のうち一般向けは300人程度と少なく、選手や競技団体、選手の家族など団体向けの比率が大きい近畿日本ツーリストでは「順調に推移している」(広報部)という。
半面、家での観戦需要が高まって欲しいと期待しているのがデリバリー業界だ。オリンピックなど大きなイベントがあるときは外出が減り家で観戦したいという需要が高まる。ピザハットを傘下におく日本ケンタッキー・フライド・チキン。9873.T。では「大相撲の若貴兄弟対決があったときは夕食の代わりにピザを注文する家庭が急増した。北京オリンピックでも日本人選手の活躍に期待したい」(広報室の高月一郎氏)としている。。株価やマクロ経済には中立要因。
オリンピックの経済的なインパクトは長期的に見ればほぼ中立との見方が多い。大会前の過剰な投資は翌年には反動減となるためだ。東京オリンピック後の昭和40年不況が知られているが、ソウル大会以降、過去5大会の開催国では、ITブームに乗ってその後も成長を続けた米アトランタ大会以外は、翌年の国内総生産(GDP)成長率を低下させた。株価も同様で上昇は大会前年がピーク。
「過去6大会をみると、各国の主要株価指数は五輪大会前年は2ケタの上昇だが、開催年は減速。92年のスペインのように下落する国もある」(三井住友アセットマネジメント・チーフエコノミストの宅森昭吉氏)。
中国の上海総合指数も2007年は1年でほぼ倍になったが、今年に入って調整色を強め23日までに上げ幅をほぼ帳消しにしている。とはいえ消費をとりまく環境が厳しいなかオリンピックは明るい材料であることは間違いない。
「物価高に焦点が当たるなかでイベントというのは消費者の購買欲を刺激するため売る側にとってチャンス」(日本総合研究所・調査部主任研究員の小方尚子氏)といえるからだ。。スポーツ用品にも注目。映像関連製品や旅行以外のオリンピック関連商品ではスポーツ用品のレプリカがある。
1998年長野冬季オリンピックで日本代表選手が着用した表彰台ウェアが人気となりミズノ。8022.T。製のレプリカが飛ぶように売れたことがあった。
ミズノ広報部によると売り上げやTV露出による宣伝で24億円の効果が出たという。最近では英スピード社製の水着「レーザーレーサー」を扱うゴールドウイン。8111.T。の株価が急騰したことが記憶に新しい。「レーザーレーサー」を着用した選手による新記録が続出。水泳界を揺るがす衝撃となったことで、高額(全身タイプで6万9300円)かつ未発売(日本発売は来年年明け予定)の商品ながら、ゴールドウインの株価は短期間で倍以上に上昇した。
「大幅な株不足から高額の逆日歩が付き売り方の踏み上げが起きた」(新光証券エクイティストラテジストの瀬川剛氏)という需給上の要因も急騰の背景だったが、サプライズ的な出来事があれば株価が大きく反応することを示した。大会17日間の中に予想外のドラマが起きるかマーケットの視点からも目が離せない。



ジェンガラ 箸置き
posted by + at 01:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする